8月の国際子ども図書館では、ご来館の皆さまに楽しんでいただけるよう、様々なイベントを企画しております。
まずは、9月5日まで3階本のミュージアムで開催中の展示会「日本発☆子どもの本、海を渡る」。日本の子どもの本は、どんな国・地域で翻訳されているのでしょうか?それぞれの国・地域の習慣に合わせて、絵や文にどのような変化が加えられているのでしょうか?日本語の原書や30以上の国・地域で出版された翻訳書など、約300点を展示し、日本の児童書の国際的な広がりを紹介しています。

この展示会に関連して、夏休み中に親子で参加できる「本のミュージアム☆ショートツアー」を計画中。職員が展示会の見どころとともに、明治期の荘厳な建物の秘密もご紹介します(事前申込不要・詳細はHPでお知らせします)
8月21日からは、3階ホールで「世界のバリアフリー絵本展」を開催。バリアフリー絵本や、その必要性に対する理解を深めることを目的としたもので、障害のある子どもたちのための世界21か国の50の作品を、直接手にとってご覧いただけます。点字や手話付きの絵本をはじめ、人形に触れて動かすことができる立体的な布絵本、古典の内容をやさしく書き下ろした本、障害者への理解を深めるための本など、さまざまな資料を展示します。

また、どなたでもご参加いただける定例のとしょかんツアー(毎週火曜)、たてものツアー(毎週木曜)も行っています。
詳しくは国際子ども図書館HP(http://www.kodomo.go.jp/)をご覧ください。
(ひやまみほ・国立国会図書館国際子ども図書館企画協力課)
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